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ウールニットの回答:Tuttto ニットポロ

  • 執筆者の写真: yurime
    yurime
  • 2024年1月29日
  • 読了時間: 3分

もうなんだかんだニットはたくさんだという思いがあるんです。

だって、やつら高額じゃないですか。いや良いんです。高いのは。

そんなこと言い出したらお前もう何も買えねえだろというつっこみはわかってるんです。


しかし、ニットというのは、高額な割に繊細すぎませんか?

手洗い必須、優しく扱っても2、3シーズンでよれよれに。

わかりますよ。

そういうもんですよね。そういうもんとして扱われてますよね。

でも我慢してません?ほんとうは納得いってないんでしょう?


「ニット、高いし弱いし意味わかんねーな」って心のどこかで思ってはいませんか?

もっと腹の底から湧き出る怒りをぶつけていきましょうよ。


と、普段は思っていますが、良いニットに出会ったのでカンタンに買いました。

財布が出ちゃう。だって男の子だもん。


◆Tutto

2023年から展開している新進気鋭のブランドのようです。

〝今の全てを詰め込む〟という、正直謎なコンセプトを掲げておられます。

どこの国から展開してるんだ?と思いましたが、あんまり情報がありませんでした。

各セレクトショップ、ちゃんとしてくれ。

とはいえ今回、このニットはPON氏(https://x.com/osaka_no_tailor?s=21&t=OOqZClRyeIUdETB8OwI2nQ) から購入したので、彼に訊ねれば真相がわかると思います。

2024年1月現在、件のPON氏は前十字靭帯というよくわからないパーツをよくわからない理由で損傷したそうで、入院しておられるので僕はそっとしておくことにします。

フォーエバー、テーラーペレオン。



◆今回の購入品

実際に購入したのはこちら。



台襟使用のニットポロ。 ハイゲージ。そしてこれでもかとしなやかなウール。

完全にジャケットのインナーになるために産まれてきた。

よくわからないコンセプトはやめて、〝ジャケットインナーに上質なニットを〟みたいなんにしたほうが良いと思ったがマーケティングはど素人なので黙っておくことにました。




袖のリブ。 繊細な雰囲気。

カラーもとてもよく、品のあるグリーン。

ややスモーキー。





生地感です。 良い意味で単なる上質なニットです。

ウールであることがポイントで、これがカシミヤとかだと暑すぎる局面が出てきます。 それはそれで使いどころはあるのですが、個人的にはオーバースペックにならないウールニットが使い勝手がいいかなと感じます。


◆着用


着た感じがこちら。 やはり襟のバランスは秀逸。 トロトロの生地感なので、ジャケットのインナーとしては個人的に最適解と言えそうです。

あとこれ




ボタンがよい。 黒蝶貝だと思うんですけど、生地の雰囲気にあっています。 あと単純に黒蝶貝が好き。

男の子は黒いものが好き。





生地のしなやかさをお伝えすべく、動画をつくってみました。

手触りの良さが如実に顕れています。 こういうの、Instagramのリールにもあげてますので、よければフォローしてみてください。






このジャケットはロロピアーナのペコラネラ、つまり無染色のジャケットです。

くすんだグリーンとの相性は非常に良さそうですね。

この手の色合いは合わせられる幅も広く楽しめそうです。 そういった観点からもこのニットはジャケットと合わせやすく、我ながら良い買い物をしました。


◆あとがき

今回のニット、上質なウールで手触りも素晴らしいものですが、価格帯は2万円台とお手頃。

とりわけ身体のラインに沿うニットは素材やパターンの良いものを着用したいですね。 カラーバリエーションなどはいろいろありそうでした。

このブログに書いていないことは全てPON氏が知っていることでしょう。 たぶん。




 
 
 

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